RiG++ブログ2020

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よく続くゲームってなんだろう?

 どうもこんにちはryutaroです。テーマの「僕、私のオススメ」ということで、ある1つのゲーム知識について紹介しようと思います。有名なゲームもこの知識を利用しているので、ぜひ覚えてゲームを見てみてください!では、早速紹介するぞ!

 

 バートルの分類とは

 私がこの記事で書こうと思っているのは、ざっくりいうとゲーマーのタイプについてです。詳しく言いますとイギリスのゲーム研究者リチャード・バートルによって考案された4つの分類です。4つの分類は「アチーバー」・「エクスプローラー」・「ソーシャライザー」・「キラー」と分かれています。それぞれこれから説明していきます。

 

アチーバー(単独行動×ゲーム自体への関心)
アチーバータイプの人は、目標を達成することで喜びを感じます。ゲームで言えば、レベル上げやアイテムの制覇などで満足感を得るタイプです。
 
エクスプローラー(集団行動×ゲーム自体への関心)
エクスプローラータイプは、隠れた仕掛けを発見したり予想外の報酬を得たりすることをモチベーションの源とします。
 
ソーシャライザー(集団行動×他プレーヤーへの関心)
ソーシャライザーは、他のプレーヤーとの交流を楽しむタイプです。プレーヤー同士で協力して何かに取り組むことや、他のプレーヤーから頼られることに喜びを見出します。
 
キラー(単独行動×他プレーヤーへの関心)

キラータイプは競争心が強く、自分が優位であることを楽しむ人です。チームの勝利やライバルの打倒に燃え、ランキングなどで他人よりも強いことが可視化されると満足感を感じるタイプです。 

 

 上記のような分類だが、人がどのように報酬を受け取るかモチベーションをもつのか示すのかを分析したものとも言えるでしょう。

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 ゲーミフィケーション(余談)

これらがゲームで続けられるようシステムをまとめようと思っていますが、その前にこの分類によく関係するゲーミフィケーションについて紹介します。

 

この分類は世間的にゲーミフィケーションに利用されています。ゲーミフィケーションとはゲームの要素や仕組みをほかの分野で活用することで仕事での利用を目的としている事が多いです。ゲームをしたくなるように苦なことを進んでさせようって考えなんですね。詳しく知りたい場合は自分で調べてみてください!

 

ゲームでみられるバートルの分類が利用しているシステム5選

というわけで、ゲームでみられるバートルの分類が利用しているシステム5選の紹介です。

 

1.ストーリー

エクスプローラーの人にとっては物語の謎が解けていく報酬を得ている。

 

2.ミッション

項目の達成に力を注ぐアチーバーの動力源ですね。

 

3.マルチバトル

相手チームを倒せばキラー、味方チームの交流という意味ではソーシャライザーになりうる。

 

4.チャット・ギルド

人との交流がメインでありソーシャライザーにとって打って付けのシステムと言えるでしょう。

 

5.ランキング・ランク

キラーはランクの高さで優越感をモテますし、アチーバーはキリのいい数字まであげたりコツコツ数字が増えるのをみたりすることで満足を得られます。

 

もはや当たり前のシステムばかりですがバートルの分類に即していますね。他にも同じシステムでも違うタイプに有効なことや、他のシステムにもバートルの分類が利用されているものがまだあると思います。自分の好きなゲームなどでバートルの分類が使われているのか考えてみてください。

 

まとめ

このようにバートルの分類がゲームの利用についてわかるわけですが、興味深いですよね。

 

この分類この分類をすべて網羅するようにシステムがあれば万人受けのゲームに、特定のシステムにこだわればプレイヤー層を絞ることにも利用できそうです。この分類などの知識を知ることで、ゲームをプレイする側でも作る側の工夫を伺えたり勉強になったりします。作る側に立つ時、このような知識を知ることも重要なのかもしれません。

 

また、そのタイプを知ることで話をあわせたり逆にあう人が探したりすることができるかもしれません。

 

このように、バートルの分類で物事をみると面白いと思いませんか?

 

また、みなさんもゲームを色々な視点で見るのはいかがでしょうか?これにて終了―!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。次回は9日kagari-kunの予定です。お楽しみに!