RiG++ブログ2020

RiG++の2020年ブログです!

黒い閃光と僕の生まれた日と生姜焼き

 

「黒い閃光と僕の生まれた日と生姜焼き」

 

どうも、12月10日担当のかがりくんです。21歳になりました。

タイトルからは想像つかないと思いますが、今回の記事は僕がとても回りくどい方法でとある週刊誌を皆さまに勧める記事です。

 

我ながらとんでもないタイトルにしてしまいました。

本筋に入るまでとても長いので流し読みで構いません。

 それでは。

 

 

 

 

目次

・僕の生まれた日

・僕のおススメしたいもの

・生姜焼きと黒い閃光

・黒い閃光3分クッキング

・黒い閃光と僕の生まれた日

 

 

 

 

「僕の生まれた日」

――――――12月7日(月) PM 16:15

 

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冬の太陽は沈むのが早い。

リモートでの講義が一通り終わった頃にはもう日が暮れようとしていた。

コロナウィルスが流行り、外出を自粛が余儀なくされており、外に出ることのないまま1日が過ぎることに慣れてしまっている自分がいる。

このまま自室で課題や作業…時にゲームをし、しばらく後に母と弟が帰ってきて、夜ご飯の準備が始まる。その後は沸かしたお風呂に入り、自室に戻り再び課題や作業などに入り、眠たくなった時点で今日という日の活動を終える。

日々に代わり映えはなく、昨日とさほど変わらない1日を、昨日と同じように過ごしていく毎日である。

 

しかし、今日ばかりは勝手が違う。

母が帰ってくる前に買わなくてはいけない物があるのだ。

ついつい忘れそうになりながらもマスクを着けて玄関に向かう。

 

小声で「行ってきます」と呟いた後、誰もいない家の鍵を閉めた。

 

 

空は薄く曇っていたが、焼け落ちていく夕日の存在は確かに感じられた。

今日は比較的風が弱く過ごしやすそうな気候だったが、季節感が全く感じられない自分の服装のせいでポケットから突っ込んだ手を出すことができない。

マスクの防寒性能に心から感謝しながら、顔を俯かせ、少し前方と運ばれる足だけを見ながら頭を空にする。何も考えなければ早く時間が過ぎる。辛い時間は早く過ぎ去れば良いのだ。そうすればいつの間にか暖房の効いた店内に到着している。

 

自慢じゃないが、何も考えないことは得意だった。

 

得意だったのだが

 

今日はそういうはいかなかった。

 

明々後日、僕は誕生日を迎える。去年の今頃は、終わりを迎える10代への哀愁と、成人という実感の湧かない単語への僅かな不安を抱えていた。ただ、実感なんて物は、今は湧かないだけで、それは後からついてくる物で、しばらくすれば感じられる物なのだと信じていた。

21度目の誕生日を前に思う。そんな物はないのだと。そんな瞬間なんてやってこないのだと。むしろ日に日に子供のままでいたいと思う気持ちが強くなっていくのだと。就活なんてしたくない。卒研なんて面倒くさい。ずっと友人と遊んでいたい。絵を描いていたい。気の良い仲間とゲームの制作もしていたい。

そう考える自分が存在するだけだった。

そう考える自分が消えてくれなかった。

 

今は何も考えたくない。なぜなら今はとても寒くて、風がとても冷たいからだ。頭を空っぽにしていたい。そうすればいつの間にか暖房の効いた店内に到着しているはずなのだから。そうなれば、凍えなくて済むはずなのだから。

 

 

そんな脳内に雑音が紛れ込んできた。

 

いつの間にか速足になっていたのを元の歩調に戻し、まっすぐ前方を見る

くるりと変わる視界に飛び込んできたのは集団で下校する児童の姿だった。

 

お互いにちょっかいを掛け合ってる男子の輪。おしゃべりをしながらゆっくりと歩く女子の輪。

勿論その輪に境目などはない。

突然駆け出した友達を追う子も、1人で下を向きながら歩いている子も、混ざりあって、夕焼けを背に1つの集団下校という形を成している。

 

道の端に移動し、足を運ばせながら、その光景を目に写した。

 

つい最近・・・でなくなってしまったが、私は10年前まであの輪の中にいた。ランドセルに刺したリコーダーを抜き取りチャンバラをしていた。じゃんけんをして荷物を持たせ合っていた。周囲の迷惑も考えず、道幅も気にせずに。

 

確かにあの場にいたのだ。

 

しかし、今はもうあの輪の外にいる。どれだけあの輪に戻りたいと思っても、突然かけっこを始める少年らを羨ましいと思っても。

もうあの輪には入れない。

例え今この瞬間に、体が子供に戻ったとしても、回りの迷惑を考えてしまう。相手の痛みを理解してしまう。自分の無茶が分かってしまう。

 

小学生の歩幅が短いことに。集団を追い越した後で思い出した。

 

ポケットから手を出し、暗くなりつつある空に焦点を当てると、頭の靄が晴れていくような気持になった。子供のままでいたいなどと、何でそんな甘いことを考えていたのだろうか。年々増えていく責任に嫌気がさしていた上、外出を控えて部屋にこもっていたせいで、悪いことばかり考えるようになってしまった。

どれだけ現実から逃げても、変わらない。入りたくて入った大学で、学びたいことを学んで、働きたい会社を探す日々。そのことはとても幸福で、だからこそ自分の行動に責任を持たなくてはいけない。

当たり前に毎日が過ぎていくものだから、ふと忘れてしまっていた。

 

かなり遠くなってしまった後方で、ずっと児童達のはしゃぎ声が聞こえる。

もう余計なことは考えない。子供の頃の、バイアスがかかった思い出に懐かしく思うこともあるだろう。それでも、傘を剣のように振り回していた頃の自分がいたのだと思いを馳せる・・・それだけで十分なのだとようやく気づいた。

 

 

 

――――――12月7日(月) PM 17:00

 

買い物を終えて家にたどり着くと、すでに日は暮れていた。

誰もいない家の扉を開けて小声で「ただいま」と呟く。

誰もいない家はまるで時が止まったような空気を漂わせている。こんな空間から何日も出なかったらから頭が凝り固まっていたのだ。これからは適度に散歩でもするように心がけよう。外の空気を感じることの大切さが分かっただけでも、今回の外出は意味があった気がする。

 

リビングにたどり着き、いそいそと買い物袋を下す。レジ袋が有料になっていたことを忘れていたため、買うはめになってしまったが、このサイズの袋が5円で買えるならお得だろうと心の中で言い訳する。でもそんなことはどうでも良い。今はもっと大事な用事がある。これのためにこんな寒い中、買い物に出かけたのだ。母が帰ってくる前に読み終えなくてはならない。レジ袋から一冊の本を取り出す。

 

 

もう子供に戻ることはできないと言った。

 

だがあれは嘘だ。

 

福山雅治が歌う曲にこんなフレーズがある。

 

「大人になれば、ときめくだけで、いつでも子供になれる」

 

劇場版 ドラえもんのび太と 奇跡の島~アニマルアイランド~

その主題歌である「生きてる生きてく」から抜粋されたフレーズである。

 

そう、人がときめく瞬間はいつだって子供なのだ。

ただ、大人になるにつれ、そのときめく瞬間が少なくなっていってしまうのだ。

 

色々なことを経験し、次第に心がときめく機能を失ってしまうからだ。

 

ならどうするか。

 

出会えば良いのだ。更なるトキメキに。内なるワクワクに!!

 

でもどうやったら出会えるか分からない。そんな簡単に出会えるトキメキなど存在しない。

 

そう思う方もいるだろう。

 

それが可能なのだ。

 

週に1度、定期的に味わうことが

 

そう・・・この・・・

 

 

週刊少年ジャンプを読めば良い

 

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母も読むため帰ってくる前に気になる作品だけでも読んでおいてあげるのが親孝行というものだ。さっきスマホに、大学の友達が一緒に課題をしようという旨の連絡がきた気がするが、今は気づかないフリをしよう。

 

 

「僕のおススメしたいもの」

 

ここからが本題です!!

 

前置きに3000文字近く使ってしまいもうしわけございません!

だらだらと長い文章を読んでいただきありがとうございます。

というわけで私がお勧めするのはこの週刊少年ジャンプ

 

集英社が出版している週刊誌であのワンピースが連載されている雑誌です。

ワンピースの他にも

最高のヒーローを目指して成長を続ける「僕のヒーローアカデミア

呪いで呪いを払う「呪術廻戦」

科学の力で失われた文明を取り戻す「Dr. Stone」

受験勉強をきっかけに始まった恋「僕たちは勉強ができない」

最強の称号魔法帝を目指して奮闘する「ブラッククローバー

など、すでにアニメ化されているタイトルの他に

不死身の男が死ぬための物語「アンデットアンドアンラック」

邪神と女の子がほのぼのとした日常を送る「破壊神マグちゃん」

最強スパイ家族に婿入りする「夜桜さんちの大作戦」

最恐電ノコ男が悪魔を殺して理想の暮らしを追い求める「チェーンソーマン」

などなど、まだ紹介できていないものが沢山ありますが、粒ぞろいの漫画たちばっかりでワクワクが止まりません。

 

これに加えて最近までは「ハイキュー」「約束のネバーランド」「鬼滅の刃」「銀魂

などの有名タイトルが連載していました。

最近は、中堅~看板的ポジションの作品の連載が終了しつつあり、少し寂しいとも言われたりしていますが、逆に考えてください!

 

今から読み始めると人気作が読める+多くの新規作に出会えるチャンスなのです。

ジャンプはアンケート至上主義と言われており作品の新陳代謝が激しい雑誌でもあります。そこで、多くの中堅作品が終了していっている今。

今が買い始めるチャンスなのです!!

さぁさぁさぁ!悪いことは言いません!皆様読みましょうぞ!ジャンプを!!

 

 

 

 

 

 

「生姜焼きと黒い閃光」

――――――12月7日(月) PM 18:00

 

なんだ・・・?一体私は何を見たのだ・・・?

 

思いだせない・・・。

 

前半の方は「ヒロアカ」の迫力ある戦闘や「呪術廻戦」の熱い戦闘展開に手に汗を握ってページを握っていたはずなのに・・・。「マグちゃん」のほのぼのとした展開で心安らいでいたはずなのに・・・。

 

後半、唯一思い出せるのは「生姜焼き」という単語だけ・・・。

 

私は少年の頃のワクワクとトキメキを求めてジャンプを開いたはずなのに・・・どうして・・・。こんな・・・。マキマさん・・・。

 

 

やり場のないこの良く分からないモヤモヤをどうすれば良い。

ひとまずTwitterで「生姜焼き」と検索をかけ、他の読者の感想を見て高ぶる感情を抑えるが、いつ爆発するか分かったものじゃない。

 

 

この気持ちを発散するためにはそう。「何も考えない馬鹿になる」しかない。

本当の意味で、思考を放棄した幼児退行を成功させるしかない。

そのためには・・・少年心を取り戻すしかない・・・。

 

少年心を取り戻すにはかめはめ波や、螺旋丸のようなインパクトのある技を放つ必要がある。それには今個人的に一番ハマってるジャンプ漫画「呪術廻戦」の必殺技、「黒閃」をキメる他ない・・・。

 

しかしどうやって「黒閃」を成功させれば良いのか。

答えは簡単だった。

 

 

 

 

 

 

作ればよいのだ

 

「黒閃」を・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

「簡単!黒い閃光3分クッキング」

 

♪~~(脳内で3分クッキングの音楽を流してください)

 

今回黒閃を作るにあたって、読んでいる皆さんが用意しやすい素材で制作に当たろうかと思います。

まず用意するのはこちら

 

・Unity2020ver

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バージョンが違うと勝手が変わる恐れがあるのでなるべくこれに近いものでお願いします

 

 

・空の写真

 

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良い感じに雲がかかっているものがベストです

 

 

 

・自身の背景透過画像

 

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技を決めるのはもちろん、自分自身でなくてはなりません。

皆さんも1枚は持っているであろう自身の背景透過素材を使用しましょう。

拳を突き出した素材であればなおGoodです。

 

工程①プロジェクトを立ち上げましょう

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プロジェクト名はKokusenSmash

テンションの上がる名前にしていきましょう。

 

工程②青空のグレースケール化

用意した空の写真を素材として使いやすいようにグレースケールにしましょう

方法はなんでも構いません、PowerPointを使うのも良し、MedibangやclipStudioなどを用いて澄んだ青空を灰色の世界に落とし込みましょう

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灰色の空がこちらになります。ただグレースケールにしただけだと少し見栄えが悪かったのでさらに明度を落とし、暗くさせました。このくらいどんよりしている方が呪いっぽくてカッコいいよね

 

工程③UnityでShaderGraphを開いてみよう

 

UnityのProjectウィンドウを右クリックし、Create>Shader>UnlitGraphを押してshaderGraphを作成します。名前はなんでも良いですが、僕はLightningという名前にしました。

 

 

工程④稲妻を作る

このままのペースだと工程100くらい行きそうなのでペースアップしていきます。

ShaderGraphでは右クリックを押すと様々な機能を持つノードと呼ばれるものを使うことができます

工程②で制作した空の画像とUVのグラデーションを使用します。UVの左右へのグラデーションの値との差分をGradationノードのDifference Modeを用いて求めると中央の部分だけが暗くなるのでOneMinusノードで値を反転させると中央部分が明るい白黒画像が出来上がります。

白色から黒色まで1~0の幅で表現されているのでPowerノードを用いて値を累乗させることで中央部分の細い線しか残らないようになります。

かなり大雑把に説明しましたがつまりこんな感じです↓

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これを最初から設定されているUnlitMasterNodeのAlpha値につなげてあげる

UnlitMasterNodeのColorは適当に青色にでもしてみましょう。すると右下のMainPreview画面に青い稲妻が現れるかと思います。

 

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心と体が焼き尽くされそうですねGetYou!

 

工程⑤作ったシェーダーをマテリアルにくっつけよう

 

Shaderウィンドウを一旦閉じましょう(この時保存するのを忘れないように)

Projectウィンドウを右クリックしてCreate>Materialの順に押していくと真っ白いマテリアルが勝手に作られます。名前をLightningMaterialとでも名付けましょうか。

LightningMaterialをクリックしてInspecterのShaderというところをクリックすると現在選択できるShaderが選べるようになります。普通に探すと面倒なので検索して先ほど作ったLightningShaderを探しましょう。

 

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Scene上で適当にSpriteを作ってその中にこのマテリアルをぶち込んであげると

 

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シーン上に稲妻が!!

カッコいいですねぇ

 

 

工程⑥Perticleで稲妻をジャンジャン生み出そう!

 

 シーン上に右クリックでパーティクルを生み出し、マテリアルをぶちこんでいい感じ時に稲妻を出現させましょう

初速は0で、Rotateは0~360にしてあげると下の画像のように集中戦のような感じで稲妻が現れてくれます。

 

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工程⑦稲妻を走らせてみよう

 

どんどんペースアップしていきましょう。3分じゃ読み切れない量になってきちゃいました。

Particle SystemのCustomDataから、Shaderに対して入力を与えることができます。

詳しくはこの方の記事をご覧ください。

https://www.rt-vfx.dev/entry/2018/07/23/shader-graph-UVScroll

 

 

Particle Systemからのインプットと極座標を利用できるPolar Coordinatesノードを利用し中心から外方向に向けて徐々に稲妻が走るような演出にしてみましょう

 

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工程⑧最後の仕上げ

 

最後に色だのサイズだのなんだのと調整していきましょう。

あなた好みの黒閃エフェクトを作るのです。

因みに私はこんな感じになりました。

 

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以上!!3分クッキング終わり!!!!

 

 

 

黒い閃光と僕の生まれた日

 

――――――12月10日(木) PM 18:00

 

 

やっと完成した・・・。ブログの記事と平行して作っていたから誕生日当日までかかってしまった。冒頭であんな長ったらしい小説もどきを書くんじゃなかった。時間が無い。とても雑い文章になってしまっている。竜頭蛇尾も甚だしい。

 

しかしまぁ、見切り発車で始めた割にはちゃんと黒閃っぽくなって良かった。これなら東堂先輩もCongratulationと拍手してくれることだろう。

最後のひと手間に自分の画像と黒閃を混ぜて、アニメーションを作って終わりにしよう。

 

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ギャーーー!!出たぁ!!黒閃でたぁ!!!

俺の手から出たぁっ!!!!

 

・・・んんん

いい感じだぁ。まるで僕が呪術廻戦のキャラクターとして登場したかのような気持ちになる。正直なんで黒閃を作ろうと思ったのか、もう理由も思い出せないのだがそれはもう良いだろう。あの生姜焼きのことはもう忘れた方が良い。

 

こうして無駄な労力を遊びに費やしていると、やっぱり自分は子供のころから何一つ変わっていないんだなと思う。ちょっと前まではそのことに不安感を覚えていたけど、黒閃パワーのおかげか今は何故か安心している。

 

 

さすが黒閃!

ありがとうジャンプ!

おかげで素晴らしい誕生日でした!!

読んでない方も、一緒にジャンプ作品に触れませんか?

ジャンプは日々の生活に潤いとハリをあたえてくれます。

ときめきとわくわくを提供してくれます。

さぁ皆さんも!「ジャンプ最高!!」と叫びましょう!!

 

 

あとがき

ここまで書いたところで終わりにしたいと思います。

こんな長い文を最後まで読んでくださりありがとうございます。

戦犯は序盤のプチ小説もどきのせいですね、何を思ってあれを書いたのやら・・・。

ここは!なろうじゃねえんだよ!!と過去の自分に怒鳴り散らかしたい

 

とまぁそんなことよりも!

明日のアドベントカレンダーは2回生のたけたけが書いてくれています。

どうやらHollow Nightについて書いてくれるようです。

彼はこんなギリギリに書いている僕と違ってもうすでに書き終わって予約投稿まで済ませているらしいです。優秀すぎる・・・。

ということで、明日の記事も楽しみですねぇ!!

 

それでは皆さん、ありがとうございました。