RiG++ブログ2020

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初めて有料のDAW買うならFL Studioがおすすめという話

この記事の目的

こんにちは。2回生のKoseiです。 無料のDAWを卒業して、有料のDAWを使いたいという人に向けた記事です。

特に、

  • MIDIキーボードでの入力が嫌い、もしくは苦手な人
  • なるべくパソコンとマウスだけで完結させたい人
  • クラブミュージックを作りたい人
  • コード,スケールなんて暗記してねぇよという人

におすすめであるFL StudioというDAWを紹介します。

初めて起動した瞬間から音が出る

「何を言ってるんだ。お前は。」 というような見出しですね。
DTMをかじったことがある方ならわかると思いますが、初めてDAWを起動したとき、なかなか音が出なくて苦戦した経験ありませんか?
FL Studioはその現象が起こらないように設計されています。初めて起動して、何も設定をいじらなくても普通に音が出ます。
「これからDTMを始めよう!」というときに、前段階である音のトラブルに遭遇するとモチベーションが下がることでしょう。

驚異的なコストパフォーマンス

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Amazonでの価格(11月30日時点の価格)
まず、フルで機能を使えるSignatureバージョンが3万円切りで買えちゃいます。学割がないのにこの値段ですよ???これは普通にすごい。例えばAbleton LiveというDAWのフル機能バージョンは学割を使っても4万円近くの値段です。安すぎて会社が潰れないか心配になっちゃう…
また、付属のエフェクト、音源の種類がとにかく多いです。(機能紹介ページ)
FL Studioだけで曲が作れるし、ミックスもできます。 また、ライフタイムフリーアップグレードという特典が付いており、これはメジャーアップデートが永久に無料というものです。ほかのDAWでは有料の場合が多いです。最近、バージョン12から20へのメジャーアップデートがありましたが、もちろん無料でした。

ピアノロールでの操作性が優れている

左クリックしてコピペ、右クリックしたものは削除されるという操作です。コピペするためにショートカットキーを使う必要はありません。
また、スタンプ機能、スケール補助機能があります。
音楽理論的にコード進行を作っても、そのコードの一つ一つの構成音を覚えていないという場合、メニューから打ち込みたいコードの名前をクリックすると、一瞬でコードが「スタンプのように」打ち込める機能がスタンプ機能です。
スケール補助機能は選択したスケールの構成音が目視ですぐに分かる機能です。構成音は薄く白い色で表示されます。スケール補助機能は他のDAWでも実装されていると思います。

著名なアーティストが使っている安心感

日本では、

  • banvox
  • PSYQUI
  • USAO
  • BlackY
  • C-Show
  • Ujico*/Snail's House

など…
このようなアーティストの方々がFL Studioを使っています。音ゲーやダンスミュージックが好きな人なら聞いたことがあると思います。

海外では

  • Avicii
  • マーティン・ギャリックス

など…
洋楽を聴く人であれば知っているアーティストだと思います。

FL Studioのダメなところ

  • トラック数上限が125である点

よほどのことをしないと125を超えることはないと思いますが、この仕様に不満を持っている方も居ます。先述したAbleton Liveはトラック数に制限がありません。理論上は無限です。

  • 英語バージョンしかない!!!!!

これは逆にメリットでもあると考えることができます。
英語は絶対無理という方でも、操作が直感的なので使っていくうちに慣れると思います。
FL Studioは海外に多くのユーザーが居るため、チュートリアル動画がYoutubeで豊富に公開されています。また、プロジェクトファイルが配布されていることもあります!(「音楽のジャンル名 FL Studio」でググってみてください)
そのようなチュートリアル動画を参考にする場合、仮にあなたの使っているDAWが日本語版で、動画に映っているのは英語版という場合、操作が分かりにくいでしょう。使用言語が英語に統一されているので、人のやっている操作を真似しやすいというメリットがあります。

おわりに

とりあえず体験版をダウンロードして使ってみるのが早いと思います。
体験版に起動時間の制限はないので、納得するまで試すことができます!
この記事に全然関係ないですが、マークダウン便利ですね!みんなも使おう!
次は2日目、gichooooくんです!お楽しみに。